みなさんお疲れ様です。
MRブロガーのチクチクです!!
先日こんな応募をさせていただきました。
キッショ!寝てろ!が多かったんです、、、
が、本当に困っている人もいるかも…と思いまして、
見切り発車で企画進めてみます🤗https://t.co/aLyo6zjU4m— チクチク@お薬ブログ (@mrnetinfo) May 13, 2021
まぁ正直、実績もない得体のしれないブロガーですし、少し不安に思っていたのですが、
応募ありました!!キッショに入れた人に屈さなくてよかったです!!笑
そして、実は本日10通強のメールのやりとりをへて添削を終了しました。
今回、応募いただいたのはハンドルネーム絶対MRになりたいマンさんです。

ご依頼いただいたのは某製薬会社の夏季インターンのESです。
インターンとは言っても製薬のインターンって結構採用に直結しているのでかなり大事ですよね。
今回は「いただいた悩みへの対応」と就活も始まったばかりですので、
「ある程度使いまわせる思考回路とテクニック」をアドバイスさせていただきました。
そこで本記事では
相談いただいた悩み
最初のESの文章
実際に行ったアドバイス
上記に焦点を当てて紹介し、他の学生にお役だていただければうれしいです。
なお採用に関わりますので、添削した文章は公開できませんご容赦ください。

その時は添削文の公開許諾もお願いします!
ご依頼いただいた内容
まず依頼内容をご紹介します!!
医薬品はその効果や特性を進化させることで、健康上問題を抱えた
次々と進化を遂げる医薬品は、今や私達の“普通の生活”
医薬品の研究
このように、医薬品はわれわれの健康上の問題に対して
現時点で治療法が見つからず治療困難
医薬品の進化が最近は特に凄ま
「医薬品は世の中のニーズに応えることで次々に姿を変え

アドバイス内容
読んだ時の私の印象は『なんとなく言いたいことがわかるような、わからないような…』といったものでした。
- 医薬品が社会課題解決に貢献するための手段・対策は何か?
- 医薬品がどのような社会課題を解決するのに貢献しているのか?
両方の意味とも捉えられるからです。

学生を困らせてふるいにかけようという意図なのでしょうか?
まぁ選考ですからあり得る話なのかな?

はっきり認識していないとあやふやな文章になるよね。
そこで今回実際行ったアドバイスは
社会課題の認識
文章にはパッションが大事
意見が伝わりやすい文章構造
小難しく書かない方がいい

社会課題の認識
ちょっと伝わりにくかったので、いただいた文章はフル修正した方がいいと考えました。
芯がズレていたので、中途半端に直すよりはいいよね…ということで抜本改革です。
そのため、最初に書いていただいた文章への細かいツッコミは控え、アドバイスメインで紹介していきます。
最初に社会課題の認識を行なっていただきました。
『社会問題
社会課題を明確にせずに医薬品の特性側からアプローチし、後付けで社会課題と結びつけようとしたためと考えました。
具体的な課題を認識し、その上で医薬品がどのように使われているか考えた方がより結びつきと具体性が増すのは当然です。

なので添削前に医薬品に関連する社会課題をいくつか書き出していただきました。
文章にはパッションが大事
次に抽出いただいた課題の中で最も情熱(パッション)を傾けられるものは何か?
という軸でテーマにする社会問題を選んでいただきました。
ちょっと精神論みたいに感じる方もいるかもしれませんが、
文章を書く上でパッションはめちゃくちゃ大事です。
私も熱い魂が宿った文章は多くの人に届くという経験を何度もしています。
でもこれって当然の話だと思いませんか?
情熱が傾けられるものって、そうじゃないものと比べて恐らく詳しいですし、調べ物も苦にならないと思うんですよ。
つまり知識量が多いんです。
多くの知識がある領域の方がわかりやすい文章を書けるのは当然ですし、
調べ物が苦にならなければさらに差は広がります。

複数テーマを考えて最も情熱を傾けられるものを選ぶと良いです。
意見が伝わりやすい文章構造
色々あるんですけど、個人的に私が勧めている型は
結論、理由×3、具体例、反証、結論の型です。


(マジで使えます)
理由はB2です。B2はAとこういう関わりがあります。
理由はB3です。B3はAとこういう関わりがあります。
でもこう考えれば問題ないですよね?
その中に理由を入れていきますので、
相手の思考を整理しながら読ませることができます。
しかし、ここまで鮮明に紹介すると確実に疑問が生まれます。
なので次にその疑問への反証を行います。
これによりさらに結論が補足されます。
反証、具体例の順番で削っていきます。(基本的にはお勧めしませんが)
極論、結論、理由、結論でも伝わります。
ただ、具体例と反証があったほうがより納得度は増しますので、削るのは最後の手段です。

なのでMRがプレゼンをするときにも多用する構造です。
小難しく書かない方がいい
最後にさせてもらったアドバイスが小難しく書かないことです。
大切な採用の場ですから、自身の知性をアピールしたくなるのは当然ですが、
そのために知識を混ぜると小難しくなる &結論に関係のない文章になってしまいます。
実際今回の文章でもバイオやワクチン等の時事紹介が必要以上に行われているなと強く感じました。
相手の思考負担を軽くしてあげないと全くもって伝わらない文章に成り下がります。
どんなに国語が不得意な場合でも一定以上の会社にいる人ならば義務教育レベルの国語は間違いなく修了しています。
なので、最低国語力が中三と考えて対応すれば、間違いなく伝えわります。
余計な装飾は理解を難しくします。
F1みたいに削り切った文章はわかりやすいです。
複雑な文章も読み解くと思います。
しかし、わかりにくい文章はそれだけでストレスをかけてしまいます。
そう言った意味でも中三レベルの文章でストレスを受ける採用担当はいないはずです。

読み手が大量にESを読むことを考えると
わかりやすさが重要なのはわかるよね。

MRにとって必須です。
不安な方は是非ご相談ください
第一回目の添削企画いかがだったでしょうか?
今回はこんな流れで添削させていただきました。
ESで不安がある方、いらっしゃいましたら募集要項をご確認の上、ご相談ください。

今回はあと2枠まだ残っています。
そして、この企画にファーストペンギンとして飛び込んでくれた『絶対MRになりたいマン』さんには深い謝意と敬意を示します。
最初の1人ってめちゃくちゃ怖いと思うんですよ!!そこに飛び込む勇気は社会人として、かなり大事な要因だと私は思います。

なのでめっちゃ尊敬しますし羨ましいです。
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