FDA、肺線維症にJascaydを10年ぶり承認

目次

ポイント

  • Jascayd(nerandomilast)が特発性肺線維症(IPF)の治療薬としてFDA承認
  • IPFに対する新薬承認は約10年ぶり
  • 肺活量低下(FVC)の進行を有意に抑制

詳細

米国FDAは、特発性肺線維症(IPF)の治療薬としてJascayd(nerandomilast)錠を承認しました。IPFは原因不明の進行性肺疾患で、肺が硬くなり呼吸が困難になる病気です。主に60〜70代で発症し、進行速度は個人差があります。

今回の承認は、2つのプラセボ対照二重盲検試験の結果に基づくもので、Jascaydを投与した患者は肺活量(FVC)の低下がプラセボ群より有意に小さいことが示されました。

用量は1回18mgを1日2回(約12時間間隔)服用が基本で、副作用や併用薬により9mgへ減量可能とされています。

主な副作用(発現率5%以上)は以下の通りです。

  • 下痢
  • COVID-19感染
  • 上気道感染
  • 抑うつ
  • 体重減少・食欲低下
  • 悪心・倦怠感・頭痛・嘔吐・背部痛・めまい

Jascaydは、これまで治療選択肢が限られていたIPF患者にとって、約10年ぶりの新しい治療選択肢となります。

参考情報

FDA Approves Drug to Treat Idiopathic Pulmonary Fibrosis (Oct 7, 2025)

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