新卒時に田舎に配属されるメリット!仕事、プライベート&インフラ面から解説

田舎配属メリット

毎年6月から8月は多くの製薬会社で
研修中の新人に配属先が言い渡されるシーズンです。

都心配属でガッツボーズを決める人
僻地配属で泣き崩れる女性社員…

あーあるある!となるくらい
ほぼ全てのMRが経験しているイベントです。

貴重な20代社会人を過ごす最初の土地ですからね
かなり大事な発表です。

そして泣き崩れる気持ちもわかります。
都会でしか経験できないことが
多いのは間違いなく事実です。

しかし絶望するのはまだ早いです。

都会でしか経験出来ないことがあれば
田舎でしか経験出来ないこともあるのです。

多くの新人MRが田舎のデメリットにしか
目が向いていません(当然といえば当然ですが)

田舎には間違いなくメリットもあります!
そこで今回は、
都会&田舎双方を経験している私が
田舎のメリットを

  1. 仕事面
  2. プライベート面
  3. インフラ面

この3軸で紹介したいと思います。

チク子
デメリットって
すぐに思いつくけど
メリットって良く見えてない人
多いわよね!
目ん玉ひん剥いてよく見なさい!
本記事の効能効果
田舎のメリットを知ることで、
配属時の絶望が少なくなります。
もくじ

田舎での仕事面のメリット

田舎配属メリット

まずは避けては通れない仕事面です。
実は新人にとっては
仕事面のメリットは意外と大きいです!
主に3点メリットがあります。

それぞれ

  1. 環境がわかりやすい
  2. 化け物営業が少ないので実績を残しやすい
  3. 早く帰れることが多い(プライベートの時間が多い)
楽しいチクチク
チクチク
以上3点です。
順番にみていきます!

環境がわかりやすい

まずは医療環境です。
都会と比べて医療環境がわかりやすい
というメリットがあります。

地方の医療環境は多くの場合
1つ大学病院ないし2つの大学病院を
ピラミッドの頂点とした構造をしています。

病床機能の構造

(画像はイメージです。実際は急性期が多い形です。)

 

都心部では、複数の大学が絡み合い
非常に難解な勢力図になっていますが
(それ故、商機も多いがハードルは高め)
地方ではそういったことがありません。

構造がわかりやすいので
開業医の先生の出身大学も
多くの場合〇〇大学でみんな同じです。

もちろん違う人もいらっしゃいますが
違う人の方が少ないので、
その人たちだけを覚えればなんとかなります。
逆に都会は顧客の背景が様々なので
覚えるのに時間がかかります。

こういった環境のわかりやすさは
右も左もわからない新人時代には
非常に大きなメリットです。

喜ぶチクチク
チクチク
単純に覚えることが少なくて済み
他のことに記憶の容量を使えます!
チク子
結果、基本的な面談スキルや
思考回路に集中できます!

レジェンドMR(化け物営業)が少ないので実績を残しやすい

営業の中には化け物みたいに
実績を上げ続ける
レジェンドMRが存在しますが

地方は相対的に少なくなりやすいです。
なぜなら若手レジェンドの多くは
早々に都心部の重要施設に異動になるため
中堅どころに強敵がいなくなります。

結果新人MRが実績を残しやすい土壌が
田舎には間違いなく存在します。
つまり出世につながりやすいです。

悲しいチクチク
チクチク
ただ、たまに50代とかで
異様に働くおじさまがいて
よくよく聞くと
昔、東大担当のチーフでした!
とかいうケースもあるので
要注意です。

早く帰れる(プライベートの時間が多い)

田舎の方が早く帰れるケースが多いです。
というのも医院の終了時間が違います。

  • 田舎の多くは18:00終了
  • 都心の多くは19:00〜20:00

このようにクリニックの終了時間に差があります。
また、それだけでなく19時以降も診療が終わらず
MRの面会は20時以降となるクリニックも
都心では少なくありません。
対して田舎では18時きっかりに終わる施設が多いです。

楽しいチクチク
チクチク
私自身の経験でも
都会でMRをしていた時の帰宅時間は
21時以降でしたが
田舎の時は19時には
家でご飯を食べていました。
担当先にもよりますので
全員に適応できませんが
田舎の方が個人的に使える時間が
1日1〜2時間は多くなるケースが多いでしょう!
チク子
つまり年間150〜300時間の
差になります。
結構な差よね!
自己投資に差が出るわね!

 

田舎でのプライベート面のメリット

田舎でのプライベート面のメリット

続いてプライベート面です。
ここは私が男性ということもあり
男性目線になりますのでご容赦ください。

  1. モテやすい
  2. 飲み代が安い
  3. アウトドア趣味がしやすい
楽しいチクチク
チクチク
プライベートはこの3点です!

 

 

モテやすい

MRの年収について紹介した記事で取り上げましたが
MRは20代早々で500〜700万円の
一般的な高年収を受け取れる仕事です。

都心部では、そこまで珍しくありませんが
田舎ではかなり珍しい部類に入ります。
そもそも田舎暮らしの最大のデメリットの一つが
給与が低い…これです!
これをMRだと気にしなくてOKです。

つまり都心と比べて相対的にお金持ちになります。
若さ×お金という
モテに必要な根源的要素がそろいます。

さらにMRは営業職で身だしなみなどの見た目にも気を使い
かつ気遣いも必要な仕事です。
これらが合わさる結果、
相対的に都心よりもモテやすくなります!!

関連記事:モテる配属地はどこ?

喜ぶチクチク
チクチク
美男美女ならどこに配属されても
モテるでしょうが、自信がない場合は
田舎の方が
いい思いができるかもしれません。

居酒屋&食事処が安い(飲み代が安い)

インフラ面にも関わりますが
酒とプライベートは切り離せないということで
こちらで紹介いたします。

地味に大きいポイントですが
基本的に地方は食事&居酒屋が安いです。
(チェーンのぞく)

居酒屋の単価を調査した政府資料を探しましたが
ありませんでしたので関連するものとして
【2021年】都道府県「外食費」ランキングを見てもらいたい
1位の東京186,028円
47位の青森86,280円

と2倍以上の開きがあります。
もちろん飲酒機会の差などは考慮しなければなりませんが
ランキング上位の県と下位の県、
両方を経験した私からすると
この差は居酒屋の金額差に直結してると感じます。

ランキング上位の県では
飲み会時の1軒あたりの値段は
5000円~が基本でしたが
ランキング下位の県では
2000円~が飲み代の基本になりました。

コロナ前は少なくとも10回/月は飲みに行く生活だったので
かたや5万円以上、そして安い県では2万円程度です。

この差3万円、月給の10%以上の差になります。
MRならどこに配属されても
基本的に給料は変わりませんからね!

さらにキャバクラ等の夜の店も相応に安いので
東京の1軒分の値段で2軒程度は楽しめてしまいます。

喜ぶチクチク
チクチク
給料が安い20代で
この差は大きな差では
ないでしょうか?

アウトドア系の趣味がしやすい

これを多く書く必要は感じないのですが
アウトドア関連は当然充実します。

キャンプ、つり、山登りなどなど
これらのアウトドア環境が
都心と比べて半額以下で利用できます。

正直好みの問題はありますが、
どうせ配属されたなら、
思いっきり楽しむことをオススメします。
思ってもいない趣味に出会えるかもしれません。

楽しいチクチク
チクチク
釣りを教えたら
あっという間に抜かれて
生粋の釣りバカになった後輩もいます。

田舎でのインフラ面でのメリット

田舎でのインフラ面でのメリット

正直いうとインフラ面では都会には基本的に負けます。
これは仕方ありません!
人の多い場所の方がインフラは整っています。

そんな中でも、
田舎の方が優っている場所を3つ紹介します。

  1. 家が広い&日当たりがいい
  2. 自宅駐車場が得やすい
  3. 渋滞と無縁
楽しいチクチク
チクチク
この3点です!

 

 

家が広い&日当たりがいい

家が広いです!
都会の2倍から3倍広い部屋に住めます!
ですので、多くの新入社員が
思い描いている部屋に住むことができます。
インテリアも思うがままです。

私も都会の部屋の広さは
25㎡ですが田舎では70㎡ありました。

25㎡だとベッドとタンス置いたら
いっぱいなんですよね!!手狭で仕方がありませんでした。
そして何より日当たりが悪かったです。

部屋の大きさや日当たりくらい…
と思った人いるかもしれませんが
あなたがMRをする上で
車と同じくらい長時間過ごす場所が自宅です!!

ここでのQOLは間違いなく精神にも影響します!
良い精神状態は良い仕事にも直結します!
そして20代の仕事内容は
その後の人生に大きな影響を与えます。
(前述のレジェンドが少ない環境も重要)

20代が1人で精神状態を保ち、
良い仕事を続けるためには良い環境…
ある程度、広くて日当たり良い家は重要です。

楽しいチクチク
チクチク
特に日光は精神を安定させる
セロトニンの生成に関係があるのは有名ですよね!
※ランセットでも報告されています。
Effect of sunlight and season on serotonin turnover in the brain

自宅駐車場が得やすい

会社にもよりますが、
自宅駐車場が田舎の方が
もらえやすいのもメリットです。

都会だと自宅駐車場の契約に数万円かかり
営業所の駐車場まで車を取りに行く
または安い駐車場まで歩いて取りに行く
ということがよくあります。
(会社によっても違います)

悲しいチクチク
チクチク
ちなみに私の場合は歩いて
10分の立体駐車場に取りに行き
立体駐車場から車が出てくるまで
5〜10分かかっていました。
20分は早く出発しなければなりません。
対して田舎だと基本自宅の前に車があります。
徒歩0秒で車です。
たかが20分ですが、往復では40分です。
年間150日運転すると仮定すると
150日×40分で6000分
100時間の機会損失です。
チク子
年間100時間多く寝られたら…
年間100時間自己学習の時間が取れる
と考えたら…
かなりお得だと感じませんか?
楽しいチクチク
チクチク
前述の診療終了時間との差も加えると
相当大きな差になります!
田舎担当の方が自由に使える時間は多くなりやすいです!

渋滞と無縁

車でエリアまで移動するMRにとって
渋滞の有無はかなり重要なポイントです。

都会の高速道路は基本渋滞します。
渋滞なしだと20分で着く場所に
1時間かかる渋滞が頻繁に起きます。

説明会などで遅れられない場合
それを見積もった移動時間を確保する必要があります。
それでも突発的な渋滞で
精神的に負担を強いられることがよくあります。

喜ぶチクチク
チクチク
そういった仕事中の
移動における配慮がいらないのも
田舎配属のメリットです!

最後に

最後に

最後まで読んでくれてありがとうございます。

本記事で田舎配属の絶望は軽くなったでしょうか?
それでも絶望している!という人もいると思います。

そんな人ほど一刻も早く腹をくくってください!
新卒時は結果を出せば
3年くらいで転勤できる会社も多いです。
都会と比べて結果を出しやすいと腹をくくって
圧倒的な結果で異動を掴み取りましょう!

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田舎配属メリット

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