みなさんお疲れ様です!
雪国生まれにも関わらず冬が嫌いな社畜MRのチクチクです。
今回はみんな大好きお金の話です。
MRの新入社員は1年目300~400万円の給料を受け取ります。
日本の平均年収くらいの給与は稼ぐ訳です。
これって20代前半としてはかなり多いですよね。
そうするとどうしても財布の紐が緩みがちになります。
みなさんの周りにも派手にお金を使っている楽しそうな新入社員いませんか?
それともこれを読んでいてドキッとした新入社MRいらっしゃいませんか?
ほぼ全部、飲み代に消えてた!でも、流石にこれじゃやばいと思って対策したんだ。
…んで何したの?
なので今回は経費口座のオススメの運用方法を紹介したいんだ。
ツラさを感じない&簡単なので是非実施してほしい。
さっさと始めなさい!
経費口座は給与口座と分けろ!!
最も重要なことは経費口座と給与口座を分けることです。
地味ですが、口座を分ける&口座の使い方で強力なメリットが生じます。
恐縮ですが、効果を最大化するには両方必要です。
後半の口座の使い方までチェックしてもらえると嬉しいです。
会社によっては給与口座と分けられない会社もあるかもしれません。しかしほとんどの会社が分けられます。
なぜかというと会社のメリットが非常に大きいからです。
給与口座は原則社員指定ですが、経費口座は会社が指定することができます。
なので会社も銀行と契約して多くの社員が契約する代わりに振り込み手数料を安価に抑えたり0円にすることができます。
振り込み手数料は原則会社負担です。細かい金額ですが、振り込み回数、社員数が多くなればかなりの金額がかかってしまいます。
それを削減できる訳です。かなりの経費削減になりますよね?
- 人はあればあるだけ使ってしまう
- 営業活動が貯金になる
- 数年後、まとまったお金が必要になる
1:人はあればあるだけ使ってしまう
まずは理由です。
給与口座に経費も振り込んでしまうと当然口座に表示される金額は大きくなります。
そうすると人はついつい余計な出費をしてしまうんですよね…
これは思い当たる節がある人も多いんじゃないでしょうか?
頭では「今月使い過ぎているからセーブしないと…」と思っていても口座を見て沢山入っていたら「あれ?こんなもんか…大丈夫だな飲みに行こう!!」ってなる人多いのではありませんか?
感覚的な話で申し訳ありませんが、MRにはこのタイプがたぶん多いです。
計算はするくせに、その計算よりも大きな金額が入っているとついつい使ってしまいます。
小金があると飲みに行ってしまうのがMRです。
さらにこの性質を増長しうる注意ポイントもあります。
MRの営業日当は週刻みで振り込まれる会社も多いです。
これは見方を変えると毎週給料日みたいな状態なんですよね。

毎週毎週1万前後のお金が振り込まれてきます。そしてそれはどれだけ外勤したか、経費を使ったかで変わる金額です。
そうするといくら入ってきていくら使ったのか細かく計算することは困難になりがちです。
そんな中、口座を見ると「あれ?思ったより入ってるやんけ!!節約しようと思っていたけど後一回飲みに行ける!!」となってしまいます…多いから使おう!!この心理を助長してしまいます。
つまり支出と収入の感覚に異常を起こしやすいのがMRの給与形態ともいえます。
2:営業活動が貯金になる
続いて分けることによって生じるメリットを紹介します。
経費口座には主に以下2点が支払われます。
②立て替え経費:駐車場料金や行事参加費等の営業経費
5日営業したとすると、2500円×5=12,500円。1ヶ月につると×4で50,000円
駐車場料金はエリアによって変わりますが、10,000〜数百円と行ったところです。
つまり毎月5-6万円前後が経費口座に振り込まれます。
経費口座をわけ手をつけなければ、営業しているだけで5-6万円コンスタントに貯金できる訳です。
さらに花見や忘年会シーズンなんかになると、現金で建て替えた金額が10万近くなることもあります。
年間にすると50,000×12=600,000円+行事参加費+駐車場代がそっくりそのまま貯金です。
さらにたまりやすくなる効果として、現金で使った経費が給与口座に戻ってこないため給与口座の金額が少なくなります。
すると、前述の使いすぎる心理とは逆の心理が働きます。「あれ?もうこれだけしかない!!」と!!
すると人は勝手に節約をはじめます。
実際はお金は使わず経費口座に溜まっているだけにも関わらずです。
このように特に考える必要なくシステムとしてお金がたまりやすい体質に改善されていきます。
これだけしかないと思うように自分を追い込む訳です。
追い込むとは言っても給与20万前後のお金は振り込まれますので、普通に生活できます。
最初は少しツラさを感じるかもしれませんが、それは感覚がバグっているだけです。
3:若い頃のまとまったお金の力は大きい
1年やってみると60-80万前後のまとまったお金ができます。
若い頃のまとまったお金はめちゃくちゃ強いです。
60 –80万円毎年あれば、色々なことができます。
長期連休に短期の語学留学、資格研修のセミナー費と言ったステップアップのために費用、長期連休を利用した海外旅行等々、独身だからこそできる自己投資に回す資金となりますし、その経験や学びはさらに大きな金額となって帰ってくるでしょう。
そのほか、金融投資に回せば、長期運用&福利効果が望めますので、非常に有利に資産形成を行えます。
そして入社したばかりだと実感がないかもしれませんが、数年後には結婚というイベントを多くの人が迎えます。
毎年80万の貯金があれば5年後には400万円です。
普通に結婚式ができるくらいの金額が貯まります。
人生の一大イベントに金銭的、心理的負担がなく挑めるのはかなり大きなメリットです。
貯金ないから結婚できないってない話じゃないんだよね。
計画性は本当に大事。
口座の使い方
ここからは口座の使い方を紹介します。
使い方は2パターンあります。
- 経費口座に手をつけないパターン:ノーマルモード
- 経費口座しか使わないパターンです:ハードモード
ノーマルモード:経費口座に手をつけない
基本はこれにしましょう!!社畜もこの使い方で80万円/年ためていましたから大丈夫です。
この使い方は経費口座のお金を基本的に使わない運用方法です。
そして、この運用方法を確立するための方法はとても簡単です。
引き落としカードハサミで切ってしまいましょう!!
これだけで絶大な効果を発揮します。特にめんどくさがりな人には著効します。
引き落としカードがないとお金を下ろすには通帳と印鑑を持って窓口にいくしかありません。
それも銀行が閉まる15:00までに!!
これはかなり引き落とし難易度が上がりますよね?
うわぁ面倒臭い!!って思いませんでしたか?
人は面倒臭いことはやりたくないもんです。これを避けるためにはできるだけ下ろさないように生活するか、計画的に銀行に行くしかありません。結果的に口座のお金が守られます。
この方法のメリットデメリットは
- メリット:たまる
- デメリット:簡単に引き出せない、ちょっと貧乏になる
といったところでしょうか。
まぁかなり実現可能性が高いラインです。
これは絶対にやってください!
ハードモード:経費口座のみで生活
続いてハードモードです。
ぶっちゃけ私は挫折しました。
ハードモードは経費口座に振り込まれる日当のみで生活します。
つまり月の生活費を50,000円に抑える訳です。
この方法のメリットデメリットは
- メリット:会社指定口座なら引き落とし手数料が安い。めっちゃ貯まる。
- デメリット:超貧乏になる、修羅の道、給与口座に手をつければ結局元どおり。
キツすぎて、挫折する危険性がありますが、やり切ったときの貯金力は異様です。
なんたって月5万円の日当のみで生活します。
給与をそっくりそのまま、貯金に回します。
20万×12ヶ月+ボーナスが貯金に周ります。
携帯代やガス代等、固定費として引き落とされるものは流石に給与口座から引き落としましょう。
MRにオススメの銀行口座
最後にノーマルモードで運用を行うためにオススメの銀行口座を紹介します。
給与口座
ノーマルモードで運用した場合、給与口座はゆうちょ、みずほ銀行、楽天銀行がベターです。
特に全国転勤があるMRは上記3社が良いです。
というのも、ゆうちょとみずほ銀行は全国に支店があります。
UFJ等の他のメガバンクは実な穴あきの県が存在します。
MRは全国転勤ですので、田舎に配属される場合があります。
支店なくてもコンビニ引き落としあるから大丈夫じゃない?と思う人もいますよね。
でもそれってちょっとリスクだったりします。
支店がないとイレギュラーに対応できなくなることがあります。
具体的にはカードの摩耗によりATMに反応しなくなった時などです。
電話して郵送で対応するか、その都度他県に行かなくてはいけなくなります。
どちらにせよ迅速に対応はできません。その時お金が必要だったりすると地獄です。
お金がねぇ!支店もねぇ!カードが壊れて引き出せねぇ!
楽天銀行はネットバンキングや楽天ポイントのベースUPに使える口座です。
なんだかんだ1口座あると株の運用等のデジタル取引で便利ですのでオススメです。
最近では楽天カード、銀行、証券あたりを組み合わせるとポイント利率が上がりAmazonより楽天市場の方が安くなることも多いです
無料ですし最低限、持っておいて損はないでしょう。
最近はふるさと納税も楽天でできますしね。
正直楽天キてるなって感じています。
経費口座
経費口座は基本は会社指定で問題ありません。
というよりカードを切断して、眠らせておく口座ですので究極どこでも構いません。
ただ、指定がない場合は通常貯蓄貯金口座を選びましょう。
実は銀行口座には「通常貯金」と「通常貯蓄貯金」の2つがあります。
基本的に同一名義では1銀行1口座しか持てませんが、通常貯蓄貯金口座ならば同一名義で1銀行2口座を持つことが可能です。
そして通常貯蓄貯金は一定以上(大体10万円)の残高があれば通常貯金よりも高利子がつく口座です。
実は2020年、現在は超低金利時代なので通常貯金と通常貯蓄貯金に利率の差はありません。
ただどの道、眠らせておく口座です。将来の金利UPに期待して通常貯蓄貯金口座を選びましょう。
また給与口座と同じ銀行で開設できるのもメリットです。
まぁ、しばらくは利率UPに期待できないので、株の累積投資用の口座にしてしまうのがベターかな?
あとがき
新入社MRが経費口座を分けた方がいい理由、口座の使い方、オススメの銀行口座を紹介しました。
勿論、これは新人に限った問題ではありませんので、未だ貯金ができないMR、他業種の方も是非実践してみてください。
やることは口座を分けて、カードを切る!これだけです。
このブログがあなたの未来を作る一助となれば幸いです。
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