MRの転勤:なぜ転勤するの?結婚は大丈夫?

本記事は以下の人々に向けて書かれています。

・職業としてMRを考えている。

・MRの転勤がどれくらい多いのか気になる

・付き合っている人がMRで転勤が心配

基本的に全国転勤

MRは全国を転勤してまわる転勤族です。理由はいろいろありますが、医療者との癒着を避けるためや教育のため等様々な理由があります。

また4年間くらい同じエリアを回っているとマンネリ化して刺激が減ってきます。

これは私自身も感じることが多いです。

なんとなく自分のできる事、出来ないことに無意識に線引きをしてしまい本来のポテンシャルを発揮できなくなると言っている先輩もいました。

こういったことを避ける為に転勤があります。

転勤は業務命令なので、当然本人の意思にそぐわない勤務地を告げられることもあるかもしれません。しかしながら全国転勤の契約ですので仕方がありません。

不満は言わず前を向きましょう。

どうしてもいやな場合は辞めるしかありません。実は辞めるというのは選択肢としては悪くありません。最悪なケースは不満を述べながら仕事をすることです。

そういった態度に対して現地の住人である医師は非常に敏感です。当然仕事の足を引っ張ってしまいます。後ろ向きな仕事をするぐらいならばきっぱりやめた方が本人の為ですし、会社の為でもあります。

少し脱線しましたが、全国転勤はMRの契約です。転勤先には文句を言わないという確固たる意志がMRを続けていく上では必要になります。

教育的転勤や長期担当による顧客との癒着をさける為、マンネリ解消などの為に転勤は実施されます。

転勤は3~7年くらいが多い

転勤自体は早い人で3年、多くの人が5年前後、遅くとも7年くらいでは転勤する会社が多いです。

10年位前までは同じエリアに15年いますというMRも少なからずいましたが近年は限りなく少なくなってきました。これはコンプライアンス違反を防ぐために長期間同じエリアに同一人物がいることを各社が割けている様に思います。

やはり時間が長くなれば不要な癒着も発生してしまうのでしょう。

優秀な若手はキャリアを積ませるために3年くらいでどんどん重要病院を担当させられます。これは明らかな出世コースの一つなので新入社員には3年で転勤するという意気込みをもって頂きたいと思います。

優秀な若手の転勤は本当に早いです。

配属エリアの希望を通すには実績は必要

MRの転勤は個人の適正を見て配置されます。

当然企業は企業の成長が目的ですので、個人の希望よりも、実績を最大化できるであろう人事を行います。

しかしながら、高い実績を上げているMRは、実績を上げられるエリアも多いと判断されるため、希望のエリアに配属されやすい傾向はあるかと思います。

どんな社会でも同じですが、組織に意見を通すためには飛びぬけた実績が必要です。

あと、これは余談ですが所長には逆らってはいけないと思います。MRにとって一番の神は所長です。

人事部には所長⇒支店長⇒本部(人事部)と情報が伝わります。

他の上司格が同じフロアにいる内勤職ですと上長と仲が悪くても確かな実力があれば『あいつは上司とそりが合わず冷や飯を食っている』という評価を頂き、他所から救済していただけることもあります。

しかしMRは全国に配置されており、他の所長格が実力を判断する機会など皆無に等しいです。所長とうまくやるスキルがないとどれだけ実力があっても最終的に埋もれます。

悲しいけどこれはどこの社会も一緒ね

わるいことばかりじゃない

転勤って悪い事ばかりじゃなくていいことも多いです。

いくつか例を紹介します。

転勤時には準備金が払われる会社もある

転勤は準備すること、やるべきことも多く非常に大変です。特に家具が合わなくなるのも転勤の弊害です。後輩でオーダーカーテンをつくり、思い通りの家ができた直後に転勤が決まり、オーダーカーテンが全く無駄になったMRもいました。

上記は非常に残念な例ですが、

準備物が増えるため転勤一時金として5~15万円が払われる会社が多いです。

一回転勤するたびに何らかの家具が新しくなっていきます。

多くの会社では潤沢な住宅補助を用意している

MRは会社命令で全国を飛び回ります。そのため、住宅補助は十分な会社が多いです。

実質全額会社が負担してくれる会社、10%~50%負担してくれる会社、あまり負担してくれない会社と幅はありますが10~50%は負担してくれる会社が多いです。

エー○イなんかは家賃は実質0円らしいです。非常にうらやましい。

なんだかんだ勤務地が選べる会社もある。

基本的には契約で全国転勤のMRですが、働き方の多様化、ライフスタイルの多様化によりここ数年で制度に変化も見られます。いくつか紹介します。

結婚時には人事部が考慮する会社もある

結婚時には人事部が配偶者との同居を考慮してくれる会社、制度として考慮する会社があります。イーラ○リリーはマイキャリアという制度が存在し、ある程度キャリアをあきらめる事で、自分で勤務地を選ぶこともできるそうです。

特に女性の場合は実績次第で旦那さんの所在近くに転勤させてもらえると聞きます。

すこし、本題からはズレますが、結婚に関しては一つだけ言えることがあります。

結婚は非常に大事なライフプランですので、仕事の都合で結婚しないというのは個人的には間違いだと思っています。

それに、ある程度勢いが必要な事象でもあります。気持ちが盛り上がった時に決めて早々に結婚した方が良い結果が生まれています。ほとんどの問題は結婚してしまえば片付きます。

ずるずると引き延ばした結果、別れるのが最悪のケースです。

勤務地を限定する制度を導入する会社が出ていている

働き方改革や近年の労働環境への取り組みの変化から自身で勤務地を選び、当面の間、転勤が無くなるシステムも業界として導入が始まっています。しかしながらその場合は1~3割給料が減ります。

MRの3割というとボーナス抜けば150万円くらいでしょうか。

月10万円月収が減ることと、働く場所を天秤にかけるというのは非常に難しい決断になりそうですね。ただ選択肢があるということはMRにとって非常に重要だと思います。

まとめ

MRは全国転勤の仕事です。

35年くらいのサラリーマン生活で5~8回くらいは転勤します。

これは人によっては非常に負担になるかと思います。

その分、各種保証はかなりそろっていますし、力があれば会社に無理を聞いてもらうこともできますし、近年では勤務地を限定する制度も出てきています。

そういった制度を活用しながら転勤族としての人生を謳歌していただければよいのではないでしょうか?

結婚に関しても大丈夫です。どうしても片方が動きたくなければ、単身赴任も可能ですし、単身赴任MRは非常に多いですよ。だいたいはお金が解決してくれます。

なんだかんだ転勤もなれますよ。結婚して定住するまで楽しみましょう