みなさんこんにちは
あなたのスマホのお薬妖精チクチクです。
これから紹介する
「MR転職意識調査 2025年10月 ‐ Xフォロワーとつくる業界定点データ」
これは、現職MRを対象に実施した
転職意向のオンライン調査の結果を整理したものです。
ご回答いただいた
139名の皆様
誠にありがとうございました!
チクチクなお
アンケートはGoogleフォームを使い
Xにて募集しています!
💊MRのみなさんへ💊
— チクチク@製薬ブログ (@mrnetinfo) October 8, 2025
転職についての「リアルな声」を集めるアンケートをつくりました!🧚
Xを活かして、数百件規模で業界の今を見える化します。
✅️匿名集計
✅️回答3分・選択式だけ
✅️結果はブログ&SNSで公開予定
👉️ぜひご協力ください!https://t.co/9TtTR42ONR
【アンケート内容】
・期間は2025/10/08-20
・設問は、転職意向、転職活動の開始状況、希望転職先、期待する年収アップ幅、転職先に求める条件、業界再編・薬価改定の影響、主な情報源などを網羅しています。分析は「雇用形態(CSO/内資/外資)」と「年齢層」の二軸で比較をしています。



またページの最後にて
元データのダウンロードもできます!



それでは結果を
見ていきましょう!
転職意識調査アンケート:本体結果
まずは全体像を把握するため
単純な結果を見ていきたいと思います!
属性ごとに見たい場合は
こちらのボタンを押してください



一気に飛びます。
回答者の属性
まずは回答者の属性を見ていきましょう!
- 半数が30代
 - 大半が外資と内資メーカー
 
こんな属性です。
また医療ITと非臨床CROの方も
1名ずつ回答いただいております。







本当にありがとうございます!
転職意向と理由
転職意向と理由を見ていきます。





転職意向のある方は
全体の17%でした!
協力してくれた
Xを見ているMRは6人に1人が
強く転職を考えているんですね!



続いて転職理由よ!





理由は全体だとキャリアアップと
給与・待遇への不満が多いです。



1票のものは自由記述で
回答いただいたものです。
非常に生々しいですね!
転職ニーズ
ここからは回答者の転職を見ていきます!
全部で6問ございました!
それぞれ特徴的な部分を見てみます!





希望転職先は
他社製薬メーカーが
58.9%





年収アップ額は大半が
10-20%を期待しています。





求めるものは結構バラバラです。
後ほどの年齢別に分けたものを
注視しましょう!





利用している情報源は
転職エージェントの一人勝ちね!
あと知人の有無っては
正直大事かも





転職活動の開示状況は27.7%
ちょっと多い気はするね!転職活動をしている人ほどアンケート自体が刺さった可能性はあるね!





これはぜひ聴いてみてかったのよね…半数の人は薬価改訂が転職意向に影響している
…ってのは良し悪しは置いておいて考える必要あるんじゃないの?
厚労省さん…
雇用条件別&年齢層別解析
雇用条件別&年齢層別で内容を見ていきます!
なお雇用条件より1票ずつあった
医療ITと非臨床CROの方の
データはグラフから除いております。
(本当にごめんなさい。)



見やすくするためです!
ご容赦ください
転職先に求めるもの(雇用条件別&年齢層別)
ぶっちゃけ
転職先に何を求めるの?
という根源的内容です。



ニーズがなけりゃ転職しないですからね


- 20代はキャリア開発機会や成長性を求めている
 - 30代は安定性やWLB、給与を求める
 - 40代で成長性が回復、ニーズが多様化する
 - 50代はWLBを求める
 



40代は出世したい人は、家族に時間を割きたい人などライフステージが人によって大きく異なるので、ニーズが多様化してそうですね…



40代の転職支援が一番難しそうね…


続いて業種別のニーズです。
これ言い換えれば
業種別の足りないところ
 とも考えられると思うんですよね。
- CSOは安定性を求める傾向
 - 内資メーカーはWLBを求める傾向
 - 外資は成長やキャリア開発を求める傾向がある
 - 年収はどこも2割くらい
 



マズローの五段階欲求説に従って考えると
外資>内資>CROという階層になっている様にも見えます。



やはりMRも外資の方が満たされている?
主な転職理由(雇用条件別&年齢層別)
そして次が関連するものとして
なんで転職しようと思ったの?
というテーマです!
転職理由を雇用条件別に
ヒートマップにしてみました!


わかりやすいですね!
みなさん給与です!
先述の通り、
転職先に求めるものという項目では
年収は2割でした!
転職先には求めないけど
実際のところはお金…
実に日本人らしい…
ただ外資メーカーは
成長・キャリアが給与&待遇を上回っています。



やっぱり外資は
年収面では満たされているので
高次の欲求にニーズが
移っているのかもしれない
【当ブログの年収関連記事】





続いて年齢別です!


ざっくりと内容を読み解くと
- 20代は給与と成長
 - 30代からワークライフが登場。40代でピーク。
 - 40-50代は業界動向・将来性も増えてくる
 - 50代はワークライフが減ってくる(※n=6)
 



意外と勤務地が選択肢に
入ってこなかったのは意外でした…
さすがMRは流浪の民
覚悟が決まってますね…
【当ブログの転勤関連記事】


期待する年収UP幅(雇用条件別&年齢層別)
お金は欲しいということで
どれくらい年収UPしたい?
という転職先の会社が欲しそうなデータ…


求める年収のUP幅は
- 30代が最も求めている
 - 20代は10-20% 上がれば十分だと考えている
 - 40代から減少し始め
 - 50代では半数が年収UPは求めない
 



個人的には50代でも
年収UPを追い求められる職種に
なってほしいなーと思いますね



スキル磨けば?


雇用形態別では
大きな違いは感じませんが、
やはりCROは給与UP転職を
強く求めているかもしれません。



転職意向(雇用条件別&年齢層別)
こちらは
転職どれくらい考えている?って話


強く考えているのは
30代がピーク
50代以上は検討中とわからないが増える
…という悩める状況が見て取れます。
雇用形態別でみると
CSO >内資>外資と転職意向は
高い傾向にありますね。





豊富なパイプラインと給与が高い傾向にある
外資の方が不安が少ないのかもしれない
転職開始状況(雇用条件別&年齢層別)


転職活動の開始状況は
大半が情報収集の状況ですね。
20-30代は30%が開始済みということで
3人に1人が
転職活動をしているとのこと…
Xでアンケートとってますので、
アンテナが高い人が多いことが
影響しているのかもしれません。
そして50代になると
転職活動をしている人は10%ぐらい。



まぁ50代まで行ければ
今の会社で駆け抜けたいのは
至極当たり前の感情だよね





勤務形態別では、内資が少ない傾向があるかな…
これは実感どおりかな
転職先の第一希望(雇用条件別&年齢層別)
続いて転職先はどこがいい?という希望調査です。


- 40歳以上から
CSOとバイオベンチャー希望が増える - 50代からは製薬メーカー希望はへる(※n=7)
 - バイオベンチャー希望は大体2割くらい
 - 異業種ニーズは30代がピーク
 



ちょっと失敗したなーと思ったのが
製薬のマーケ等他職種は
医療業界他職種に入れたつもりだったのですが
ちょっと分かりにくかったかもしれない…



そうしたらもっと違ったグラフだったかも


勤務形態別で意外だったのが
CSOの人はまたCSOに転職したい
という人が10%とほどいて最も多かったこと…



理由はなんなんだろう?勤務地なのかな?



外資はバイオベンチャーの割合が多いのも特徴的ね



ただ、これは外資の中にバイオベンチャー勤務の人が含まれることが影響してそうなので、次回のアンケートでは分けて集計したいですね!
主な情報源
転職活動の情報源はどこ?
というSNSでアンケートした手前
SNSが強くなりそうなアンケートです。


- エージェント利用率は外資>内資>CSO
 - CSOはSNS利用も多い傾向
 



この違いはなんなんでしょう…
続いて年齢別


50代はエージェントに頼らない!



代わりに求人サイトやSNSが増えています!
ただこれもn=7による
ブレの影響も大きそうではあります。
業界再編の影響(雇用条件別&年齢層別)
最後にこれだけは聞いてみたかった
個人的に滑り込ませたアンケートです!
本ブログのテーマである
薬価改訂や業界再編は転職に影響があったのか?
という切り口です!
結果は…
意外とある!!!


業界再編の影響は
年齢を重ねるほど
影響を感じてますね。



これは業界自体に
詳しくなったということも
関係してそう…





雇用形態では
大きな違いは感じられませんね
大体50%が影響を受けている
といったところでしょうか
まとめ



最後に簡潔にまとめてみます!
簡潔な振り返り
全体像
- 回答は139名でした。転職を「強く検討」は17%です。
 - 第一志望は「他社製薬」がいちばん多いです。
バイオベンチャー志望はだいたい2割でした。 - 理由は「給与・待遇」と「キャリア開発」が双璧、という結果です。
 
年齢別の傾向
- 20代は成長機会と年収を重視していました。
 - 30代で転職意向がピーク。年収アップ期待も最大です。
 - 40代は志向が分かれます。成長や将来性を見る人が増えます。
 - 50代はWLBの比重が上がりますが、転職開始率は下がります。
 
雇用形態別の傾向
- 外資は成長・キャリア志向が強め。
そのぶん転職意向はやや低めに見えます。 - 内資はWLBニーズが目立ちます。転職開始は控えめです。
 - CSOは安定性と年収アップを求めがちで、意向も高めでした。
 
年収アップ期待
- 希望レンジは「+10〜20%」が主流でした。
 - 30代の上げ幅期待が最大で、
40代以降は少しずつ落ち着きます。 
情報源
- 中心は転職エージェントでした。
 - CSOはSNS活用が相対的に多め。
50代はエージェントにあまり頼りません。 
薬価改定・業界再編の影響
- 「影響あり」はおおむね半数です。
年齢が上がるほど敏感になっていました。 - 雇用形態ごとの差は小さめでした。
 



上記を踏まえて
各年代ごとにできそうなことの私見は…
- 20–30代:実績の見せ方を整えつつ、
成長環境と報酬の両取りを狙いましょう。 - 40代:専門性をはっきりさせてWLBも設計。
将来性のある領域選びが効きそうです。 - 50代:ネットワークと直接応募を強めて、
役割の再定義でフィット感を高めましょう。 
バイアス
- X経由の自発回答なので、情報感度の高い層に寄っている可能性があります。
 - 一部年代はサンプルが小さめです。読み取りは参考値でお願いします。
 - 調査時点は2025/10/08–20です。環境次第で意向は変わり得ます。
 
次回予告・協力のお願い
定点観測として定期的に今後も実施していきます!
- 次回ご協力を本当にお願いします!
 - 次回は外資とバイオベンチャーは分けて集計します。
 - 継続実施で推移も出しますので、
拡散と再回答のご協力をお願いします。 



なおアンケート結果は
こちらからダウンロードできます!



以上です!
最後までお読みいただき
ありがとうございました!








